キャットフードの激しい偏食との付き合い方
猫はもともと肉食で、自分で捕えた獲物を食べて暮らしている動物です。
人間にペットとして飼われるようになっても、食性そのものは変わらず、肉や魚などの脂肪分たっぷりの食材を好んで食べます。
元々自分の好きなものしか食べない動物なので、「偏食」が激しいと飼い主さんは困ってしまいますよね。
激しく食べ物を好き嫌いするhttp://www.feesummit.com/sukikirai.html場合は、栄養を付けさせてあげなければなりませんから、猫ちゃんの好物を先に与えましょう。
ただしウェットフードだけに偏ると栄養が十分摂取できないので、ドライフードを主食にして与えてください。
猫の偏食は人間と違い、いずれ治るものではありません。
ドライフードに慣れさせ、2つか3つ好きな銘柄(ブランド)が決まったら、そこでローテーションして与えるなどしましょう。
一番やってはならないのが、「食べるまでメシ抜き」という荒療治です。
飼い主さんがどんなに頑張っても偏食が治ることはありませんから、猫ちゃんの味覚に合わせて食事を準備してあげましょう。
猫ちゃんによっては、体調不良などの身体的な理由や、キャットフードが何日も置いたもの(すでに品質が劣化している)で、「食べられない」と訴えている可能性もあります。
前者の場合、猫ちゃんの口の中をチェックしてみて、歯が欠けていたり抜けている、歯槽膿漏などのトラブルがないか確認を。
自分で確認できない場合は動物病院で調べてもらいましょう。
後者の場合は、賞味期限切れの食品を出されているのと同じで、口にしたくても食べられない可能性があります。
臭いが何ともなくても、人間の嗅覚は猫より劣るので、劣化に気付かない場合があります。
数日置いたフードは処分し、購入したばかりの新鮮できれいなフードを与え、様子を見てください。
猫の偏食の理由は単純に好き嫌いなのか、そうでないかによって意味がまったく異なります。
偏食だと分かると飼い主さんはショックですが、じっくりと猫ちゃんに向き合って、原因を探ってみてください。