手作りキャットフードでイカは厳禁
猫に絶対に食べさせてはならないものhttp://www.jaxsurfcam.com/ng.htmlに「イカ」が挙げられます。
イカは実は猫の大好物の一つで、「するめ」「げそ」「くんさき」などは与えれば与えただけ食べてしまいます。
しかしこのイカこそが猫にとっては大変危険な食材なんです。
猫はイカを食べると腰を抜かすといいますが、イカの中にはビタミンB1を分解する酵素が含まれています。
イカに限らず、生の魚介類にはこの酵素が必ずといっていいほど含まれており、猫が魚介類を生食するとビタミンB1欠乏症を起こして、最悪の場合死んでしまいます。
さらにイカは消化不良を起こしやすい食材で、するめなど乾燥させたものは食べると胃の中で水分を吸って膨らみ、嘔吐を引き起こします。
猫が好きだからといってイカをたくさん与えると、食べたものを全部嘔吐して出してしまうどころか、慢性的な嘔吐症に繋がる可能性も。
また、イカだけでは必要な栄養素を補うことができないので、主食はあくまでもキャットフード、イカは1ヶ月に1度ご褒美として与えるなど、飼い主さん自身がコントロールして与えなければなりません。
飼い主さん自身が手作りキャットフードを作って与える場合は、イカやタコはもちろん、魚介類を生のまま混ぜこまないように注意してください。
先ほども述べたように、生の魚介類にはビタミンB1を分解する酵素が含まれており、欠乏症を引き起こすリスクがあります。
また魚介類には塩分が多いので、猫にとっては腎臓に負担となる可能性も。
特にイカについては、刺身の残りを与えたりする方もいますが、知らないうちに致死量を与えていたという事にならないためにも、与えない方が無難です。
猫とイカは一見何の問題もない組み合わせですが、人間が食べる分を与えると死に繋がるおそれもあります。
どうしてもイカを与えたい時は、するめなら4本程度を限度にし、生のイカは加熱して酵素の効力を失くしてから与えてください。