賞味期限設定が短めのキャットフードを選ぶ利点とは
キャットフードには大きく分けて「ドライフード」と「ウェットフード」があり、ドライフードの方が賞味期限が長いといわれています。
しかし実は、ドライ・ウェットに関わらず、賞味期限が極端に短いフードがあるのです。
猫用のフードは一般的に1週間~1ヶ月程度は持ちますが、賞味期限が短いものは、それよりさらに短期間で消費しなければなりません。
なぜ期間が短いのかというと、新鮮な素材を使用している+添加物を使用していないから。
店頭に並んでいるキャットフードのほとんどには、日持ちさせるために酸化防止剤や防腐剤などの添加物がたっぷりと配合されていますが、無添加ドライフードには余計なものが一切含まれていないので、すぐに食べきらなければならないのです。
期間が短いのがネックですが、猫ちゃんたちはとても喜びます。
化学的な味がしないのでぱくぱくと食べられますし、食べ終わった後にも満足感が残ります。
私たちが新鮮な魚や野菜を食べて美味しいと思うのと同じで、猫ちゃんたちも新鮮で添加物の少ないキャットフードを美味しいと感じるわけですね。
しかも猫ちゃんたちは、本当に新鮮なフードは後々まで残すことはしません。
猫は「むら食い」といって、何回かに分けて食事をするのですが、美味しいフードは必ずといっていいほど一気に食べきってしまいます。
「これは美味しい!いくらでも食べられるぞ!」と思ったら、いつもと違う食いつきでキレイに食べきってくれますよ。
添加物満載のフードは臓器や血液などの健康を損ねたり、栄養不足を引き起こす可能性がありますが、新鮮なフードならその心配はありません。
成長途中の子猫から超高齢猫まで、どんな子にも適していますし、もちろん病後の弱った猫ちゃんにもOK。
化学成分たっぷりの療法食よりも、格段に健康的です。
水分を多く含んだウェットタイプなら水分不足も一緒に補えますから、水をあまり飲まない猫ちゃんにはウェットタイプのフードを与えてあげましょう。