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キャットフードの歴史

キャットフードの歴史

猫ちゃんの食事の定番といえばキャットフードですね。
実はキャットフードはまだこの世に登場して日が浅く、かつては「猫まんま」と呼ばれた人間の残飯を中心に与えていました。

  • キャットフードの歴史

  • キャットフードにはドライフードとウェットフードがあります。
    そのうち、ドライフードが登場したのは今から約150年前のこと。
    それまで欧米で犬用のフードとして使われていた「ビスケット」を、猫にも与えたことから始まったそうです。
    犬用にも猫用にもカリカリと呼ばれるドライフードがありますが、なぜ固形なのかというと、ビスケットが発祥だったからなのですね。
    その後、犬用のビスケットでは猫の栄養にならないという話になり、1960年頃にまぐろの缶詰が発売されました。
    人間用の缶詰を与えた人も多かったのですが、猫の食いつきが良い代わりに塩分と油分が多いため、月日を経るにしたがって塩分と油分を抑えた缶詰が主流になっていったのです。

  • バリエーション豊富なキャットフード

  • 人間用の残飯からビスケット、缶詰と進化するにあたって、猫の味の好みというものも考慮されるようになりました。
    犬は肉を中心とした雑食性の動物ですが、猫は肉も魚も食べるかわりに、野菜や穀物はほとんど食べません。
    そのため、キャットフードの中には上質な肉や魚を使ったもの、グルメな猫ちゃん用に濃い味付けに整えたもの、テリーヌ仕立てなど人間の食事と遜色ないアレンジを加えたものなどが登場。
    最近では子猫や老猫用の流動食として、スープタイプの製品も販売されています。

    キャットフードは猫ちゃんの健康を考えてつくられる栄養食です。
    人間用の残飯では栄養が偏ってしまいますし、ドッグフードでも十分な栄養素が摂れないため、キャットフードがもっとも確実な食事になります。
    猫の品種や体格、味の好みによって最適なフードは異なるので、ぜひ種類豊富なフードの中から、猫ちゃんにぴったりの製品を選んでみてください。